2011年03月26日

グリストラップの日常清掃

前回のSTEP4 グリストラップの清掃方法で、定期清掃が必要であることをご説明しました。
今回は、ぜひ皆さんでやっていただきたい、グリストラップの日常清掃についてです。
それは、ズバリこの部分。
グリストラップの日常清掃

網カゴの清掃です。汚れ具合によりますが、基本的に毎日溜まったゴミを取り除いてください。
残飯などの生ごみはもちろん、ストローや割り箸などが溜まっているところもあります。
専用のネットが売られていますので、そういったものを使用すると多少楽になるかもしれません。
多少臭いですが、ぜひよろしくお願いいたします。

それから自分で清掃する場合の注意点です。
下の写真のようなグリストラップに溜まったヘドロをすくって、燃えるゴミとして廃棄していませんか?
グリストラップの日常清掃

これをやっては、いけません。
まず、廃棄物は一般廃棄物と産業廃棄物に分けられます。
燃えるごみは一般廃棄物ですが、グリストラップに溜まったヘドロは産業廃棄物とされています。
要は、産業廃棄物と分類されている物を、一般廃棄物として廃棄する事になるのです。
廃棄物処理法の定めにより、罰則規定もありますので止めてくださいね。
(詳しくは自治体へお問い合わせください。)

それから、もうひとつ。
グリストラップに溜まったヘドロをすくって、下の写真のフタを開け、流し込んでいませんか?
グリストラップの日常清掃

このパイプは、先の公共下水道へ続いています。
ヘドロをすくって流し込むと、排水管が詰ってしまいます。
例えばビルの飲食店街だったりすると、他の飲食店さんに影響が出る事もあります。

じゃあ、グリストラップに溜まったヘドロは、どうやって廃棄すればよいのか?
そこについては、STEP6で説明します。


★今回のポイント★
網カゴに溜まったゴミは、基本的に毎日取り除いてください。
グリストラップに溜まったヘドロを、燃えるゴミとして廃棄してはいけません。
また、先の排水管に流し込むと排水詰りを引き起こしますので、こちらも禁止です!



STEP6へお進みください!
STEP6 グリストラップのバキューム清掃

グリストラップ清掃 福岡


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