2011年03月19日

グリストラップの役割

グリストラップの役割は、厨房排水に含まれる油脂分やゴミをグリストラップ内に留め、
先へ流さないことです。下水環境保全の為に設けられた設備なんです。

前回のSTEP2 グリストラップの構造のポイントに出てきた、網カゴ・板2枚・変な形をしたパイプを覚えてますか?これらが重要になってきますよ!

グリストラップを横から見た図です。前回も登場しました。
グリストラップの役割
A:網カゴ B:板(仕切板) C:パイプ(トラップ管)


それでは、ひとつずつ見ていきましょう!
まずは網カゴについてです。
写真赤マルの部分ですね。
グリストラップの役割
厨房排水はまず、ここに流れ落ちます。
その段階で排水中に含まれる異物や生ごみが、網カゴに引っ掛かります。

次に、2枚の板で仕切られた部分についてです。
グリストラップの役割
ここに排水中に含まれる油脂分等が浮上し、底に沈殿物が溜まります。

最後は、パイプについてです。
グリストラップの役割
このパイプを通って、排水は先の公共下水道へ流れていくわけですね。


駆け足で説明しましたので、下の図で再度ご確認ください。
グリストラップの役割

福岡市は、もっと上手なイラストで説明していますので、こちらもどうぞ。


★今回のポイント★
グリストラップの役割は、厨房排水に含まれる油脂分やゴミをグリストラップ内に留め、
先の公共下水道へ流さないこと。



STEP4へお進みください!
STEP4 グリストラップの清掃方法

グリストラップ清掃 福岡


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