2011年04月14日

これまでのポイント整理

これまで9回にわたり、グリストラップに関する説明をしました。
ここで、各回のポイントを整理します。

STEP1 グリストラップとは
まずは、厨房にはグリストラップという水槽が設置されてある事を覚えておきましょう!


STEP2 グリストラップの構造
グリストラップは、網カゴ・板2枚・変な形をしたパイプで構成されている。
この3つを外したり改造することは止めましょう!


STEP3 グリストラップの役割
グリストラップの役割は、厨房排水に含まれる油脂分やゴミをグリストラップ内に留め、
先の公共下水道へ流さないこと。


STEP4 グリストラップの清掃方法
グリストラップは役割上汚れる為、定期清掃が必要。
"自分達で行う日常清掃+外部委託によるバキューム清掃"が最適かつ最強!


STEP5 グリストラップの日常清掃
網カゴに溜まったゴミは、基本的に毎日取り除いてください。
グリストラップに溜まったヘドロを、燃えるゴミとして廃棄してはいけません。
また、先の排水管に流し込むと排水詰りを引き起こしますので、こちらも禁止です!


STEP6 グリストラップのバキューム清掃
廃棄物は一般廃棄物と産業廃棄物に分けられ、グリストラップのヘドロは産業廃棄物に該当します。
グリストラップのヘドロを回収してもらう場合には、産業廃棄物の収集運搬許可業者を選びましょう。
定期的にグリストラップの清掃を行い、汚れたまま放置しないようにしましょう。


STEP7 グリストラップの汚泥リサイクル
回収した汚泥は、処理工程を経て有機肥料等へリサイクルされる。


STEP8 グリストラップの清掃委託費用
弊社のバキューム清掃費用=汚泥回収及び清掃費+汚泥運搬費+汚泥処理リサイクル費
見積金額だけでなく、内容についても確認しましょう。


STEP9 グリストラップの浄化装置
弊社が浄化装置を取り扱っていない理由は以下の3つ。
①明らかに効果の無い、または下水環境に悪影響を及ぼす(排水詰り等)ものがある。
②自治体が設置を禁止している。
③グリストラップの構造上、不向きである。


以上です。いかがですか?思い出して頂けましたでしょうか。
何も知らないまま、清掃管理を業者さんに丸投げするというのは危険な行為です。
お客様の事業が環境問題に関わっている事を、どうかご理解ください。
今後も有益な情報が入りましたら、こちらでもご紹介いたします。

グリストラップ清掃 福岡


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